催眠療法の効果について説明します

ここでは催眠療法の仕組みと効果についてお話したいと思います。催眠療法とは、人間心理の仕組みをうまいこと心理療法に活用した方法で、ある程度の効果が期待できます。人間の睡眠状態を利用し、普段閉じている潜在意識の扉を開けて、潜在意識の中の方向に注意を向けている心理療法です。通常ではアクセスすることができない潜在意識に沈む膨大な記憶群より、必要な記憶を自己成長や問題解決につなげる療法なのです。人間の意識は、潜在意識と顕在意識に分かれていると考察されています。潜在意識は自覚できない意識のことで、私たちが通常自覚できている意図的な思考や行動を司っている領域の顕在意識の9倍もあり、顕在意識よりも強い力を持っているのです。催眠状態はこの潜在意識と顕在意識がリンクした状態を指します。

トランス状態にして潜在意識の奥底をみる

催眠状態のことを心理学ではトランス状態と呼びます。トランス状態というのは、深い熱中の末に生じた意識状態であり、人工的な眠りといった特殊なものではありません。心の緊張がほぐれて不必要な抵抗はなくなり、普段より自分の内面に意識を集中できます。そして、潜在意識の奥底に押し込まれていた記憶や感情を呼び起こしやすくします。そして肯定的な暗示を受け入れやすい状態になります。催眠療法ではセラピストの適切な誘導により意図的にトランス状態へ導き、潜在意識の中から最も有効な記憶を呼び起こし、浮かび上がらせます。潜在意識に直接働きかけるのです。セラピストは潜在意識の中にある記憶がどのように作用しているのかを、患者自身が認識するための手伝いをしてくれます。結果的に潜在意識からのメッセージを受け、多くの気づきと癒しを得ることができます。

催眠療法によって得られるたくあんの効果

催眠療法により得られる効果としては、トラウマの解消、習慣やネガティブ思考の改善、人間関係の悩み改善、モチベーション向上、自信回復、ストレス軽減、体の痛みの軽減、ダイエット、自己理解、集中力向上、創造性の開発、自己成長などがあげられます。テレビやイベント等の催眠術と催眠療法は全くの別物ですので、混同されないように理解しなくてはなりません。催眠療法では、自力でどうしても解決できない悩みの解決への手助けをしてくれる療法です。なぜなら、多くの場合は潜在意識が関係しているからです。催眠療法の効果として、潜在意識にかかわる思考の癖を望ましい方向へ修正することを期待できます。催眠状態に入りやすい体質かどうかは、施術者の技量と、患者の被暗示性の高低に大きくかかわりがありますので、得られる効果も個人差が多きく関係してきます。