催眠療法のやり方について解説します

患者を一時的に催眠している状態にすることで、心理的な面に直接関わっていく療法を行うことを、催眠療法といいます。これらはきちんと医師が管理している中で行われていますので、安全なものとされています。何らかの暗示を患者にかけることで治療を施し、本人が意識していることや自覚することがなかった深層心理に隠れている原因をあぶり出します。睡眠をさせて治療での効果を期待する主旨と、あくまで催眠はきっかけであり、他の心理療法の効果を上げるために利用をする主旨で行われることもあります。医師などによって一般的には催眠法を誘発させますが、自分自身に対して睡眠法を使って自己催眠をする場合でも催眠療法と呼ばれます。これにより普段とは違った脳や身体の動きが現れて、核心に迫った治療が可能となることが期待されています。

催眠療法は深層心理学からの発祥です

催眠療法は、古い時代から手法とされてきているもので、それは古代エジプト時代にまでさかのぼります。1958年に入ると、アメリカの医師会がまずは深層心理学を根源とした正式な療法であると承認しています。ユングやフロイトの考えに沿った考えのもとで催眠療法は施されて、今では世界で認められた療法として多くの実績があります。精神科や診療内科などで治療の際に薬物を投与される療法とは対峙したものとして、この催眠療法は行われています。従来のような抗うつ剤や精神安定剤や睡眠導入剤などを利用しないで、症状を緩和させていく方法ですので、薬へのアレルギーや依存といったこともないために、催眠療法の方が合う方もたくさんいらっしゃいます。医師のもとであくまでも薬を使わずに、不調に対しての改善効果を求めていくものなのです。

催眠療法で症状が緩和される効果が期待できる

心には顕在意識と潜在意識が常に交差してあって、通常では顕在意識が表れている状態なのですが、場合によっては潜在意識が表れた状態となり、これが催眠している状態というわけなのです。人が催眠状態に陥ると、暗示の言葉が入り込みやすくなったり、マイナスな気分やネガティブな思考を消して、プラス思考に変わっていくのですが、このように好転的な状態に睡眠によって導いていくのが催眠療法なのです。この療法の実績として広く知られているのは、アメリカの帰還兵が戦争で受けた心の傷などに対して、この治療法を利用して、一定の効果をあげたことがよく知られています。科学的な根拠もさらに研究が進んで解明されることで、医療現場でも積極的に取り入れられるようになりましたので、個人の体質や症状、体調に合わせてこれを取り入れてみるのもお勧めです。